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レミー・ヴァン=ケステレンの新曲にまつわるエピソード

 母国オランダのみならず、ヨーロッパ屈指の人気ハーピストに成長したレミー・ヴァン=ケステレン。以前、銀座十字屋が十字屋ホールという施設を運営していた際、レミーは同ホールの招聘に応え、恒例の「霜月音楽会」で来日しているのです。ステージを終え、予め余裕を持った滞在期間だったのですが、彼が滞在中どうしても行きたいところがあるとのことで、5日ほどオフを取りました。その間連絡を怠らないことを条件に、彼がひとりで出向いた場所とは、なんと富士山だったのです。

 現在、スポーティファイで彼の最新のシングル「スクリプトとフジのために」(邦題)がリリースされていますが、どうやら来日した際の富士山体験が、作曲の大きなインスピレーションになったようです。自身のフェイスブック(写真)にも、いかに雄大な風景に影響を受けたかをコメントしていました。こういう形で、ハープを通じて日本の良い印象が表現されるのは、ちょっと誇らしいですね。

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