今やグラミー賞ノミネートの常連となったヨランダ・コンドナシスが、4月に新作アルバムを発表する。「地球のための５分間（和訳）」と題した作品は、15に及ぶ押し並べて５分のソロ・ハープのための曲を集めている。元々、環境問題に関心の高かった彼女が、音楽を通じて、森林破壊、氷河融解、クジラの保護など、地球保護を訴求することをコンセプトに仕上げたアルバムだ。
「アルバムに登場する作曲家の皆さんに連絡を取った際、ソロ・ハープのために地球をテーマにした5分尺の作品を提供してくれるないかと尋ねたとき、皆が即座に賛同してくれて、その寛大さに大いに圧倒された」と語るコンドナシスは、本作で得る収益の一部を環境保護団体に寄付するという。